多くの医療施設で求められるものとは

医師が転職をする時には、それぞれの求人を出している医療施設の求める素質や経験などを備えている必要があります。
それは病院やクリニックごとに異なるものなので、何が必要なのか、その全てを断定することはできません。
しかし、多くの医療施設で求められるものも間違いなく存在しているのです。

診療スキル

例えば、診療スキル。医師であれば持っていてもらいたいこのスキルですが、医師によって差があることも否めません。
医師も人ですから、能力に差があることは仕方がないでしょう。

いずれにしても最低限の診療スキルがあることは必ず求められるため、転職しようと思っているのであれば、自らのこのスキルがどれほどのものなのかは把握しておかなければいけません。

この診療スキルは診療科目や経験年数などにより、求められるレベルや内容が異なってきます。
転科することを視野に入れているのであれば、転科先のことを調べた上で準備しておきましょう。
面接時に、あるいはコンサルタントに相談するときに、「全く調べていません」と言われても困ります。

また、経験年数はある程度あるにもかかわらず、数年目レベルのスキルしかなければ、これも転職が困難になる要因となるでしょう。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力を備えていることも、多くの病院やクリニックが求める人材の特徴です。
これはより診療科目によって必要度が異なってきますが、内科系や精神科系、美容外科系、小児科系などでは高度なコミュニケーション能力が求められるため、やはり自分がどのレベルにあるのかの把握が欠かせません。
面接時にそれを備えていることを主張、あるいは表現できなければ、採用されることはないでしょう。

もちろん外科医など上に挙げなかった診療科目だからといって、この能力が必要ではないというわけではないので要注意です。

近年は、患者側もコミュニケーションの取れない医師を敬遠する傾向が強まってきており、また、医師同士のコミュニケーションの重要性も増してきていることから、これが採否に大きく関わるようになってきています。
医療技術さえ持っていればいいという時代ではないことを理解した上で、転職活動に励むようにしましょう。

マネジメントスキル

もう一つ、マネジメントスキルも持っておきたいところ。
状況に応じて診療方針を決定できる能力、自己や同じ職場で働くスタッフ、あるいは患者さんも含めて管理できる能力、冷静で的確な判断ができる能力、こうしたものが近年の医師には求められています。
ひと昔前とは転職市場におけるニーズが異なってきていると言えるでしょう。

これらが自分に備わっているかどうかを今一度確認し、もし自分一人で判断できないようであれば、転職コンサルタントに相談しながら、自分を見つめ直す作業を進めていく事をお勧めします。